■SF系
●J・P・ホーガン
●K・S・ロビンソン
●L・M・ビジョルド

●アーサー・C・クラーク
 この人の代表作といえば、2001年シリーズとくるかもしれませんが、実は宇宙のランデブーシリーズが代表的です。太陽系に突如として現れた巨大な金属筒を調査するところから話は始まり、様々な物語を経て全宇宙を管理する創造主への旅を描いています。「宇宙のランデヴー」、「宇宙のランデヴー2、3、4」と読み進めるといいでしょう。もちろん一昔前の映画で話題になった、「2001年宇宙の旅」、「2010年宇宙の旅」、「2061年宇宙の旅」も必読です。毛色のかわったところでは、海洋物もこの人は得意で、「海底牧場」、「イルカの島」なんかもいいかもしれません。もっと毛色がかわったところでは、「渇きの海」、「幼年期の終り」、「白鹿亭綺譚」なんてのはどうでしょう?

 最近の出版物としては、「3001年終局への旅」なんかがハードカバーで出ていて、「2001年宇宙の旅」の四作目に相当する物が出てます。この作品も最近のアメリカSF界の影響か、この人がそうしたのかわかりませんが、どうも人間の脳に関する物が多くて、いよいよサイバースペースがSF界の定番になりつつあります。もしかして「士郎正宗」の影響だったりして...(^^;) 日本のアニメ界も最近じゃ有名だからねぇ。そうそう、同時に買った本で「オリンポスの雪」というのがあるんだけど、火星をテラフォーミング(惑星を人間が住めるようにすることで、スタートレックなんかで聞いたことがあるんじゃないかな?)する話なんだよね。タイミング的にもバッチリ(火星探査始めたよね)な発売だったんで思わず買っちゃいましたけど、要はクラーク氏がビスタプロ(日本でも売ってる有名なソフト)という3Dソフトで擬似火星テラフォーミングする話なんだよね。あんなおじいさんがビスタプロでここまでやるか? って少しびっくりしたけどわざわざ買う程のもんじゃないな。

●アイザック・アシモフ
 この人の代表作といえば、銀河帝国興亡史シリーズですね。セルダン博士により提唱される、心理歴史学に基づく人類の栄枯盛衰を描いた大変読み応えのある作品です。「ファウンデーション」、「ファウンデーション対帝国」、「第二ファウンデーション」、「ファウンデーションの彼方へ」、「ファウンデーションと地球」、「ファウンデーションへの序曲」、「ファウンデーションの誕生」と続けて読むといいでしょう。関連して、ロボット3原則で有名になった「われはロボット」、「鋼鉄都市」、「はだかの太陽」なんかを読むとより理解が深まります。まぁ、ロボット物に関してはかなりの量があるのでこうやって書いてるときりがないです。
 また、このアイザック氏は非常に多作な方で、一昔前の映画で有名な「ミクロの決死圏」なんかも書いてたりします。「ミクロの決死圏2」なんてのもありますね。本格推理小説なんかも書いていて、「ABAの殺人」や「象牙の塔の殺人」、「黒後家蜘蛛の会(シリーズ物)」なんかが大変面白く読めるはずです。ぜひ読んでいただきたい作家の一人です。できれば全作品を読んでみてください。

●アン・マキャフリイ
 この人の代表作といえば、歌う船シリーズですね。先天的に体に障害を持った女の子が宇宙船の頭脳となって育って行く話です。「歌う船」、「旅立つ船」、「戦う都市」、「友なる船」、「魔法の船」と読んで行くといいでしょう。このシリーズはどちらかというと女性に好まれる話だそうですが、私が読んでも十分楽しめました。他に、「クリスタル・シンガー」、「キラシャンドラ」という別系統の話もありますが、こちらはどちらかというと少々硬派ですかね。女性の自立がテーマなんでしょうか? 他にもシリーズ物がありますけど、本の装帳が気に入らなくて買ってません。

●アンダースン&ビースン
●ヴァーナー・ヴィンジ
●ウィリアム・ギブスン
●エリック・L・ハリー

●グレッグ・ベア
 いよいよというか、なんというか、まぁ、その、実際どうってことないね。なんかピントがボケてるというか、とにかく何を書きたいのか、何を言いたいのかよく分かんないです。なんとなく読んだら面白いなぁという程度。いわゆる一つのペーパーブック作家ですね。特に必読するような作品は見当たらないです。といったものの「ブラッド・ミュージック」とか、「永劫」あたりが面白いかな。「久遠」は手に入らないので読んでません。持ってる人がいたら売って欲しいな。

●スティーヴン・バクスター

●ダン・シモンズ
 いいから、「ハイペリオン」を読みなさい。この本が面白ければあなたはきっとSFが心底好きな人です。続けて「ハイペリオンの没落」も読みましょう。きっと読み終わった後の満足感に浸れるはずです。他には毛色の違ったところで「うつろな男」なんかがあるけど、これはちょっと重いな。

 ダン・シモンズのハイペリオンシリーズ完結編「エンディミオンの覚醒」
 とうとう読破しました。ん〜、最初の背景説明と布石の嵐がわずらわしいけど久々の一気読みでした。でも、厚さ約5cmの分厚い本は重かった...^^; ページ数も2段組で800頁もあって大変な量でしたが、読み始めたらあっちゅうまに引き込まれて約3日で読み終わってしまった。仕事も忙しいのでほとんど電車の中で読んでましたからだいたい6時間程で読了したようで、相当集中して読んだようですね。中身の方は書いちゃうとあれなんで書きませんが、ようやく完結編らしくほとんどの謎が解かれましたが、まだまだ忘れたのか故意に残したのかわかんないけど残ったままが多い。きっと続編が出るんでしょう...^^; なんか映画化の話もあるようで、これだけの量を2時間に圧縮なんて到底無理だから中身は期待しないけど、ハイペリオンの映像化はとっても興味あります。今の技術なら楽に映像化しちゃうと思うので楽しみだな。

 とりあえず読んどけ! って感じ〜 <2000/10/19>

●デイヴィッド・ブリン
●ニーヴン&パーネル
●パトリック・オリアリー
●フィリップ・K・ディック
●フレデリック・ポール
●マイクル・クライトン
●ロジャー・ゼラズニィ

●ロバート・A・ハインライン
 この人の場合、「夏への扉」だけ読んでおけばいいかもしれない。はっきり言ってラザルス・ロングのシリーズは読んでて疲れます。このシリーズは愛だセックスだ、多夫多妻はすばらしいんだ、という設定で人間関係を書いているのですが、アメリカ人特有の考え方で書いていますから日本人が読んでもつまんないですね。まぁ翻訳している人が結構なおじいさんなので、翻訳が固いのかもしれませんがとにかく疲れました。そういう話に興味のある人は「メトセラの子ら」を手始めに、「愛に時間を」、「悪徳なんかこわくない」、「月は無慈悲な夜の女王」、「獣の数字」、「ウロボロス・サークル」、「落日の彼方に向けて」なんかを読むといいかな。でも私はもう読みたくない。特に「獣の数字」なんて、私が活字中毒だから読んだようなもんで、はっきり言って3冊も書くような話じゃないな。でも読んでおかないと「落日の彼方に向けて」の話が見えないかも知れない。とにかくこの人の得意なのはタイムパラドックス物みたいで、それもいくつもの本にまたがって書くのが好きみたいだからとにかく全部読まないと話が見えないでしょう。

●ロバート・J・ソウヤー
 この人、久々のヒットかもしれません。「ターミナル・エクスペリメント」は、最近のアメリカSF界の流行通り人間の脳に関する話なんですけど、読ませてくれます。こういう書き方は新鮮ですね。この人の書き方が気に入った人は「さよならダイノサウルス」なんかも読んで見てください。気軽に読むならこの人! って感じの作家ですね。

●ロバート・シルヴァーバーグ
●阿刀田高
●斎藤英一朗
●星新一
●田中光二
●眉村卓



■ミステリ系
●エラリー・クイーン

●ディクスン・カー(カーター・ディクスン)
 いやはや、読み終わりましたよ。なんかもうなんとも言えません。先にカーを読んでから最近の推理小説を読まないと楽しく読めないでしょうね。確かに古典的な作品だから、最近の推理小説の方がプロットとかを類似させてしまうということを理解はしているんです。でも最近の推理小説みたいに洗練された感じが無いのでなんか古臭い感じが抜けません。

 というわけで確かに読み物としては面白いんだけど、無理に読む必要はないかな。この作家の場合、推理小説の定石を平気で外したりすることがあるんで、読んでて「はぁ〜??」となっちゃうことも多々ありました。何しろ秘密の抜け穴とか平気で使うし、殺人犯を平気で逃がしちゃうし、犯罪を正すという意識が無くて、ミステリーを解明すればおしまいみたいなところが目立ちましたね。昔は良かったかもしれないけど今はまずいよねぇ...(-_-)

 まぁ、江戸川乱歩が絶賛するくらいだから、確かにホラー系要素も強いのは確か。でもまぁ、登場人物と舞台設定が日本ということも大きな要因だろうけど、江戸川乱歩(って、エドガー・アラン・ポォだよねぇ...(^^;) )の方がよっぽど面白いな。(1998/08/02)

●ジョン・ダニング
●ディーン・クーンツ

●梓林太郎
 いわゆるペーパーブック作家ですね。とにかくノベルスで大量に出してきます。最近はさすがに飽きてしまいほとんど買ってませんけど、全部殺人事件物で火曜サスペンス劇場と内容はほとんど変わりません。でもドラマ化されないということは、舞台が山に設定されているからロケーションがしづらいんだろうな。金もかかるし、観光案内もできないから地元の協力も得られないと見た。(^^;) 唯一の秀作は「岳人隊」かなぁ...(1998/02/11)

●綾辻行人
 私、この人の「館シリーズ」大変気に入っています。「十角館の殺人」に始り6冊出ていまして、純粋な本格推理小説と言えるでしょう。何しろ孤島の館に閉じ込められた人間が次々に殺害されていくという、古典的手法にのっとった今時珍しい推理小説です。でも、ここ数年は新刊が出ないな。なんか「殺人鬼」とか、「眼球綺譚」とかのホラー系ばっかり出てきてるので、恐らく作家の興味対象が変わったんだろう。「館シリーズ」気に入ってたんだけどなぁ...(1998/01/25)

●鮎川鉄也
●浦賀和宏
●歌野晶午
●我孫子武丸
●吉村達也

●京極夏彦
 なんかこの人の作品は一気に読んでしまいました。いわゆる推理物なんですけど、どっちかというと憑物落とし系のお話でかなりオカルト風です。しかし一歩間違えるとその辺の赤川次郎みたいなシリーズ物になりかねない雰囲気はあるのですが、とりあえず内容が濃いというか重いので、かなり高いレベルだと思います。読んで損はしないと思うな。「姑獲鳥の夏」、「魍魎の匣」、「狂骨の夢」、「鉄鼠の檻」、「絡新婦の理」、「嗤う伊右衛門」と発表されていますが、私は一番最初の「姑獲鳥の夏」が良くできているように感じました。「嗤う伊右衛門」はかなり雰囲気が違いますけど、方向性は同じです。岡野玲子/夢枕獏の書いている「陰陽師」っていうコミック(小説もあるらしい)を読んでると話についていきやすいかも。

●江戸川乱歩
 やっぱ乱歩は読まないと駄目でしょう。といっても少年探偵団の方じゃなくて、作品として出版されている方ですね。ありがたいことに東京創元社から、当時の挿絵を復刻して装帳した乱歩傑作選というのが出ているので、これを読めば当時の連載小説の雰囲気のままに楽しめます。これがもうはまるはまる。昭和初期のまだ日本人がダンディな頃の雰囲気が新鮮です。つい最近「三角館の恐怖」(第17巻)というのが発売されましたけど、古典的な推理小説としていまだに十分楽しめます。時代設定が昭和初期だから私にしてみれば異世界での話に見えるから話の進行に無理もありません。でも、良くできてると思ったら海外のロジャー・スカーレット「エンジェル家の殺人」を乱歩が翻訳したもんだったんですね。今なら到底不可能な事でしょうけど、こうして日本の推理小説界が育っていったんですねぇ... 他には「緑衣の鬼」、「魔術師」、「黒蜥蜴」、「黄金仮面」なんかがお薦めです。どれもこれもいかにもって感じのタイトルに、いかにもって感じの内容で、読者を裏切りません。

●高村薫
●斎藤栄

●篠田真由美
 う〜んとまぁ、本屋にだまされたというかなんというか、いわゆる特徴的な屋敷で発生する殺人事件っていう奴で、別に建築に関して云々というわけでもなし、なんともまぁ綾辻行人の「館シリーズ」に比べたらなんともはや力不足というかなんというかコメントに困る。という本です。最近やたらと本屋に平積みされてるけど、2匹目のドジョウという感じが抜けません。強いて言うならば、綾辻は純粋に推理物ですが、篠田は推理&心理物とでも言ったらいいのかなぁ。(1998/01/25)

●森村誠一

●森博嗣
 MTMTさんに教えてもらって買い込みました。MURさんとかはあんまし好みじゃないそうだ。確かにこれはちょっとミステリといいながら、ミステリの定石を踏んでないね。「すべてがFになる」が最初の作品ですが、コンピュータの知識が無いと全然つまんないです。でも知識があるからといって、これがおもしろいかというとそうでもない。やはりミステリたるもの、定石を踏んだ本格推理が一番と思ってる私にはキワモノとしか思えなかったりします。まだ全部読んだわけじゃないけど、「笑わない数学者」とか、「封印再度」なんかがおもしろいかな。それでも「笑わない数学者」は最初からネタがばればれだし、「封印再度」はトリックというよりも作中に出てくるアイテムがスゴイだけで、それがストーリーに深く関わるように見えてなんだかよく分かんないという、書いてる私もよくわかんないという状況。まぁ、活字中毒者は読んでもいいんじゃないかと思う。でもって毎回疑問に思うんだけど、こうしてちょっと売れはじめるとなんで過去のショート物(「まどろみ消去」は買っちゃ駄目だ)を持ってくるんだろう。作者の駆け出しの頃の作品なんて読んだってつまんないのに、必ず4〜5冊目がショート物なんだよね。この辺で駄作を売りつけるのが日本の出版界の定石なのだろうか? ヘンなの。(1998/03/08)

●生田直親
●西村寿行

●西澤保彦
 読んだことは読んだけど、印象薄くてほとんど覚えてないぞ。まぁ、その程度の内容なんだろうな。とりあえず、推理SFファンタジィーとでも言えばいいのかな。推理小説として読むにはSFの反則技、SFとして読むにはファンタジーの反則技、ファンタジーとして読むには殺人事件と、コウモリどころか三位一体の攻撃であります。とりあえずなんか活字を読みたいときにどうぞって感じ〜。(1998/04/19)

●赤川次郎
●太田蘭三
●谷甲州

●島田荘司
 最初はJRの正確なダイヤを元にした時刻表物。その後、方向性が変わってだいぶおもしろくなってきました。後半のエッセイなんかでもその辺の心変わりの心境をかいてましたけど、この人の場合はそれが正解だったようで、後半の「御手洗潔シリーズ」はなかなかおもしろいです。「異邦の騎士」がシリーズを読む上でのポイントとなる本で、「暗闇坂の人喰いの木」、「水晶のピラミッド」、「眩暈」、「アトポス」、「占星術殺人事件」、「龍臥亭事件」なんかを読むと楽しい。でも分厚いのでかなり読むのに時間がかかると思った方がいい。私にしてみれば読みでのある本でした。面倒な人は、「島田荘司読本」なんかを先に買ってから手を出した方がいいかも。(1998/02/11)

●有栖川有栖
 う〜ん、なんかいまいちなんですよね。プロットにこだわりすぎているというか、なんか散々遠回りしてそんな結末でいいんかい? というような話が多いんだよね。特に最近の新刊にその傾向が強くて「朱色の研究」なんか、「ハァ〜?」 っていう終わり方でスンゲー人を馬鹿にしてる。こんな本に1,700円も出した俺って... こんなの文庫本で読むような内容で、ハードカバーで出すような本じゃないよ。最近のハードカバーブームにはうんざりしてます。(1998/02/11)



■コミック系
●MEE
 以前TV東京で放送していた「ハイパーポリス」っていうアニメの原作ですね。これが結構面白くて、獣人と人間という設定や、ギャグ、ストーリー進行共に良くできてます。でも、アニメ化しちゃったんで多分もう駄目だな。

●あべかよこ
●あろひろし
●いがらしみきお

●かわぐちかいじ
 私、「沈黙の艦隊」しか読んでません。最初のうちは面白かったんだけど、後半なんかニューヨーク港で話がずるずる伸ばされて半年位戦ってるし、なんか打ち切りみたいな感じで急激に話が終わっちゃったんで気に入りません。映画化の話も無いみたいだから、やっぱり内容的には大した事ないのかも。

●クリストフ・クリタ
 「おだいじに」っていうコミックなんですけど。江戸時代の粋ってやつをギャグコミックに仕立てた意外と面白い本です。外人さんというのは日本の江戸時代というのにえらく興味があるんだよねぇ... 最近続編が出てこないんで、たぶん打ち切られたんでしょうね。残念(;;)

●サラ・イイネス
 「大阪豆ゴハン」っていうコミックなんですけど、これが笑えます。いわゆるレポート物のギャグコミックなんだけど、ちょっとでも大阪に住んだことがある人なら絶対笑えます。この本を読みながら、絶対に「あるある〜!」って叫んでるはずです。この人意外なところでは「Rally−X」というラリーの情報誌にコミックを書いていたことがあって、「水玉生活」っていうコミックもあります。ラリーファン必読です。

●しげの秀一
 頭文字Dですね。フジテレビの深夜放送で見ました。コミックとテレビ、微妙に内容が違いますが大筋は同じですね。1998/08/02現在でまだ4巻が終わるくらいですから、11巻に追いつくのはいつのことなんでしょうかねぇ。11巻ではエンジン載せ換えちゃってますね。父いわくノーマルシートじゃ駄目だそうで、12巻では普通のバケットシートになってますけど、11巻では車検通りそうにないバケットシート入ってますね。これで豆腐の配達するんじゃ、乗り降り不便そうだな...(^^;) これでランサーエボWに勝てるのか? それってすごすぎ。もはや86とは言えそうにないね。(1998/08/06)

●つげ義春
 「医者はどこだ?」 のギャグがわからない人はどうでもいいです。かなりアナクロなコミックですね。免疫のない人は読まない方がいいです。私も初めて読んだときは結構やられました。

●とりみき

●ねこぢる
 自殺しちゃいましたねぇ。ちょっと読んでてやばそうな人でした。TVBROSに掲載していた、「ねこぢる日記」が単行本で出ています。これを読めばねこぢる氏の精神状態が垣間見れそうですね。後は「ぢるぢる旅行記 インド編」なんか読んで見るといいかも。鬱系の人は読んじゃ駄目だ。(1998/08/02)

●はた万次郎
●ますむらひろし
●ゆうきまさみ
●わたせせいぞう
●奥田ひとし

●岡野玲子/夢枕獏
 なんとあの夢枕獏が原作です。「陰陽師」というコミックなんですけど、平安時代の陰陽道を題材にした、かなり硬派なんだけどちょっとギャグも入った割合楽しめるコミックです。百鬼夜行とか、返し矢とか、知らなくてもいいような知識が豊富になります。ちょっと前にNHKがやってた現代版紫式部解説みたいなもんと思ってくれるとわかりやすいかも。

●鴨川つばめ
●雁屋哲/花咲アキラ
●喜国雅彦
●吉富昭仁
●業田良家
●窪之内英策
●御茶漬海苔
●高橋留美子
●高山路爛/やまだ哲太
●高田裕三
●佐々木倫子
●細野不二彦
●山口譲司
●山崎浩
●山川惣治/川崎のぼる
●山本貴嗣

●士郎正宗
 私、密かにこの人がアメリカのSF界に影響を与えたんじゃないかと思っているくらい強烈な人です。マニアならよく知ってる人ですが、「アップルシード」に始まって、「オネアミスの翼」、「攻殻機動隊」とかなりマニアックなコミックを書いていて、全て映画化されてますね。何しろスピルバーグがファンだというから驚きじゃないですか!
 でも、映画と原作が同じ物と思ってはいけません。特に「アップルシード」なんかはどうがんばっても映画化は難しく、以前の映画化は最低のできでしたね。「オネアミスの翼」は元々映画化が目的だったので良くできてましたけど、「攻殻機動隊」はかなり苦しかったです。やはり原作通りに作れなくて別物になってしまってました。まぁそういう話はともかく、やっぱ人間「脳」以外全てサイボーグというのが究極の方向性なんでしょうか? そしたら私なんかいの一番でそうしちゃうけどな。なんてったって便利じゃん。いちいちキーボードなんか使わなくても脳と直結だし、なんたって太らないもんねぇ...(^^;)

●寺沢武一
●寺島令子
●手塚治虫
●狩撫麻礼/中村真理子
●小道迷子
●松本零士
●新谷かおる
●森下裕美
●真刈信二/中山昌亮
●杉浦日向子
●杉元伶一/加藤伸吉
●菅原雅雪
●星里もちる
●西原理恵子
●青木雄二

●石ノ森章太郎
 突然の訃報でしたね。「ホテル」はどうなっちゃうんでしょう。週刊誌の方は読んでませんが、コミック発売のたびに買ってたんですけどね。もう一冊位出て終わりでしょう。残念。ちなみに、この人「家畜人ヤプー」というSMチックな本をマンガ化してたのを知ってますか? これはこれでかなりインパクトあります。(^^;) (1998/02/11)

●倉金章介
●村上もとか
●大雪師走
●大友克洋
●谷口ジロー
●長谷川裕一
●鶴田謙二

●藤原カムイ
 この人どうしちゃったんでしょう。「雷火」っていうコミックなんですけど、最近まったく続編が発売されません。掲載元の雑誌も発売されなくなっちゃったしいよいよ駄目か? 結構期待してたんだけどなぁ... どこか別の雑誌に拾ってもらえばいいのにどうなんでしょう。

 と、思っていたら12巻がやっと発売になったけど、12巻で終わってしまいました。まぁ一応完結したけど、後半ちょっと話の進展が早くなっているので打ち切り感は免れない。こういう娯楽というよりは作品的要素の強いコミックが世間に認められなくて、どうでもいいようなギャグマンガばっかり喜ばれる風潮というのは、日本人の馬鹿さ加減がよく表されているな。(;;)

●藤島康介
●萩野真
●畑中純
●木城ゆきと
●矢上裕
●矢島正雄/尾瀬あきら
●鈴宮和由



■その他
●グラハム・ハンコック
●スタンレー・コレン
●ミュリエル・ドビン

●レスリー・ワトキンズ、他
 知っている人は知っている、10年以上前に抜打ちで放送された「第3の選択」という嘘っぱち放送の本ですね。古本屋で見つけて思わず買っちゃいました。これぞレア本!? (^^;)

●井上靖
●加藤則芳
●高斎正
●山崎章郎
●沼田陽一
●新田次郎

●瀬名秀明
 やはりデビュー作であり処女作でもある「パラサイト・イブ」なんですけど、いゃ〜、なんとうかまぁこのぉ〜... 映画の方を先に見ていたので、かなり悪いイメージを持っていたのですが内容的には普通ですね。ちょっと学者が書いただけに、技術的背景がうざったいといえばうざったいかな。でも、基本的にはホラーですね。原作だけを読めばこれはこれで楽しめると思う。で、ハードカバー2冊で出てきた「ブレイン・ヴァレー」も読んでみましたけど、これはこれで「う〜む」な内容ですねぇ。文庫本なら買えるけど、ハードカバー2冊で2,800円は買う気にならない。(買っちゃったけどね) これも散々遠回りしてラストがあんまりにもお粗末。何でもかんでもハードカバーにするのは止めて欲しいぞ! (1998/02/11)

●泉康子
●沢野ひとし
●竹川正孝
●椎名誠
●飯田譲治/梓河人
●夢枕獏
●野田知佑
●立松和平
●林政明

●鈴木光司
 「リング」の作者ですね。角川ホラー文庫で出てます。ご多分にもれず私も電車の中吊り広告につられてとりあえず原作に手を出してしまいました。思わず「らせん」、「ループ」と買ってしまいました。ホラーといいながら、ハードSFと思わせるような内容に思わずはまりました。スゴイです。私もすっかりリングウィルスのキャリアーです。う〜ん、こういう路線もあったか...(1998/01/25)



■最近読んでいる本
 最近は、本屋に行く機会が無くてなかなか買えません。
 出先でフラッと買うことが多くて、重複が怖くて買えないことも...^^;



■ごあいさつ (最新蔵書量)
 本ですよ本!

 毎日往復4時間かけて通勤している私にとって、本という物は非常に重要な通勤アイテムなんですよね。昔はコミック雑誌とか読んでましたけど、いくらなんでも読み捨てはもったいないし、いい歳したおっさんが電車の中でコミック読んでるのも何ですから、いつの頃からか文庫本なんかを読むようになりました。

 今やその総数「1915冊」 (2004/07/08現在)

 とはいったものの、コミックの単行本なんかも買ってますから、全部活字の本と言うわけじゃないです。何しろここまで増えると目録管理とかしないと重複購入とかが増えてくるので、4年程前からちまちまとAccessなんかで管理してたりします。と言ってる間にAccessで集計したら、コミックだけで1064冊ありますね。ということは活字の本が851冊ということだ。う〜ん、精進がたらんな。ところで、一冊あたり500円として単純計算しても約95万円なんですね。もっとすごいことになってるかと思ったけど大した事無いな。まぁそうは言っても、90cm幅の文庫本ラック10本位にズラ〜っと収まっている姿は自己満足の極致と言われてもいいくらいに壮観です。うんうん。

 まぁ、会社の行き帰りで標準サイズの文庫本は1冊は読みきってしまうから、単純計算で毎月20冊は確実に増えていっている。これは間違いなく活字中毒者状態になってしまっているので、本の買い方も物凄いことになっています。まず東京駅南口の八重洲ブックセンターへ行き、その時にはまっている系統(エッセイとかSF物、ミステリ物等)の著者の棚から一人の著者分丸ごと買うという暴挙を繰り返しています。これなら本を選ぶのに迷わなくていいし、沢山の活字に埋もれるから安心ですね。早川文庫の棚なんか行っちゃうと、まとめて30冊なんてざらだもんねぇ...

とか、いいながら相変わらず最近読んでない。
おまけにまとめ買いができない身になってしまったので、
今後はこの更新も滞ることでしょう...^^;
つうか、通勤時間が片道1時間になったので、
電車に乗っている時間が短くなったのも読まなくなった要因かなぁ...?


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