■1999/10/10 西穂高岳(独標)

3連休中日。昨日からOH氏が来ているにもかかわらず二日連続でいい天気が続いています。はっきりいって何かの間違いだと思うんですが、前日の天気予報もはっきりと行楽日和と告げています。この状態で立科の家でゴロゴロしているのもいいもんなんですが、OH氏としてはこんないい天気の日に山に登れるのは滅多にないチャンスですし、私が北横岳で盛んに挑発していましたから、紅葉は期待できませんがお気楽に行ける西穂高岳へ行くことにしました。

立科を午前5時過ぎに出発し、混雑の始まりつつある上高地(沢渡)を通過。午前8時には新穂高ロープウェイに到着しましたが、さすがに連休中ともあって約1時間のロス。ロープウェイはこれがガンだねぇ... その後、西穂山荘へ登山者渋滞に巻き込まれながら登ります。いやぁ、こんなに混むんだねぇ。やだねぇ。やっぱ冬がいいねぇ。登山道で渋滞すると自分のぺースで歩けないから、スゲー疲れるんだよねぇ。どうも、こういうところ歩いている中高年はまったく登山のマナーを知らないらしく、後ろから早いペースの登山者が来てもどきゃあしねぇ。しょうがないから2〜3回「どいてくれぇ」って叫んじゃいましたよあたしゃ...(;;) 何にしても、ツアーで登って、その後個人で来ているような感じの中高年がやたらと多くて、マナーもへったくれもありませんな。もうどうしょうもないって感じ? はぁ...
なんで、今回に限ってペースが早いかといいますと、実は私手ぶらだったんですねぇ。気温も低いので、いつものフィールドジャケットに命の水「アクエリアス」1リットルと、デジカメ、お財布を突っ込んでますから何にも問題無し。だって、昼飯は西穂山荘で食べれば良いし、雨が降っても私のフィールドジャケットは雨具もかねてるから全然平気...(^^;) ちゅわけで、OH氏もカメラ以外の荷物を省いてかなりの軽量化してきていますから、自然とペースは上がるわけですな。だいたい西穂山荘まで1時間しか歩かないのに、なんでいままでいろいろ担いで行ってたんだか、今となってみれば謎。

軽快にマナーの悪い中高年を蹴散らして西穂山荘へ到着しますが、昼飯時の山荘はうんざりするほどの大混雑。これはたまらんと食事の時間をずらせて、そのまま今回の目的地である「独標」へ向かいます。冬場では到底行けるようなところではありませんが、この季節なら足場に気をつけて登れば問題なく行ける所で、西穂山荘に宿泊していればその先の「ピラミッドピーク」や、「西穂高岳山頂」も夢ではありません。まぁ、今回は日帰りですからそそくさと「独標」に到着です。私は何度か来ているので何てことも無いのですが、さすがにOH氏には厳しかったようで、「ピラミッドピークまで行きます?」と冗談半分に聞いてみたら、「ここまででええ」のお言葉。ふむ。自分の行動範囲を把握しているのは立派ですぞ。というのもこの日、ピラミッドピークと独標の間から、岐阜県側へ滑落した人が出ました。私らは既に西穂山荘へ向かって下山中だったんですが、伝言ゲームのように滑落事故の一報が流れてきました。伝言ゲーム状態だったのでいろいろな情報が混じっていたのですが、「悲鳴と共に落ちていった」というかなりなまなましい状況。この辺は携帯電話が通じる場所なので、30分もしないうちにヘリが飛んできて、何度か旋回した後に引き上げて岐阜県側へ飛び去って行きました。救出活動をまじかで見たのは初めてですが、重症でないことをお祈りしました。ていうか30m以上滑落したらしいから、間違いなく重症でしょうな...
余談ですが、ここは長野県と岐阜県の県境でして、岐阜県側に落ちた人は岐阜救助隊に救助されて岐阜県の病院へ搬送されるんですよね。当然、長野県側ならば長野県の病院へ搬送されます。で、よく山屋の人が冗談半分で言うんですが、「落ちるときは長野県側へ落ちろ」みんな口をそろえるのは何ででしょうかね? 長野の病院の方が救命率が高いとか? それとも費用が安く済むとか? 謎だなぁ... まぁ、長野の方が親しみやすいというか、金儲主義じゃ無い人が多いからねぇ。という話は、下の方でまた出てくるぞ!!

しかし、中高年許すまじ!! なんで、独標で飯を食う!! ここは狭いんだぞ!! 落ちたら死ぬんだぞ!! 沢山の人達が独標へ登ってきているんだぞ!! 非常識もはなはだしいとはおまえらのことだ!! 記念写真撮ったら次の人達に場所を譲るちゅう最低限のマナーも知らんのか? おまえらもう登るなよ。あんたらのせいで山岳保険の掛け金が値上がりするのは勘弁してくれぇ...(;;) はぁ、NHKもいいとこばっかり見せないでマナーとかも教えてくれぇ!! 「百名山」とかいうふざけた本書いた奴のせいで最近の山事情はめちゃくちゃです。(;;) あんな何十年も前に書かれたガイドブック読んで登るなよ。山のガイドブックは1年たったらゴミなんだぜ。かんべんしてくれぇ...(;;;;;;;;;;;)
ちゅうわけで立ち直りますが、時間をずらせたおかげで西穂山荘の食堂はガラガラ。西穂山荘特製カレーを食べて、コーヒーを飲んでしばし休憩です。いやぁ、カレーもレトルトじゃないし、コーヒーもレギュラーだし、西穂山荘がんばってますねぇ。ちゃんとコーヒーカップを暖めているのには驚きました。(お湯は使いまわしていたけどね)

少々時間もあまり気味でしたが、早めの行動を心がけて下山します。ていうかこれが正解で、例の滑落騒ぎで見物人の下山が集中したらしく登山道はさらに大混雑。そうこうしているうちに、ロープウェイ山頂駅から「整理券乗車に切り替えます!」の放送が聞こえてきました。OH氏はひざが弱いとかでゆっくり降りていたんですが、私はまだ余裕があったので走りましたね。下山で走ったのは夏の涸沢以来ですなぁ。あんときは下山後の生ビールが楽しみで走りましたが、今回はロープウェイの整理券獲得。つまんねぇ...

山頂駅に戻り下山のロープウェイの順番を待っていると、みるみるうちに涌きあがる雲。いやぁ午後になると天気は悪くなるんですよね。ロープウェイに乗る頃には一面雲の中。それでも登ってくる人がいるのでなんでやろと思っていると、下界は晴れてるんですね。そりゃ登ってくるわなぁ... この時点で16時なんですが、私はもう少しのんびりしたかったんで温泉へ行くことにしました。OH氏はあんまり好きじゃないみたいだけど、慌てて帰っても間違いなく上高地の渋滞に巻き込まれるので、もう少しのんびりしていこうと考えていたのです。しかし、みんな同じことを考えるわけで、近くにできた日帰り用の温泉も混んでいて入る気になりません。かすかな記憶に頼って、道路添いの無料のお風呂へ行きとりあえず汗を流しますが、まぁ無料なんでそんなにきれいじゃないしのんびりくつろぐという雰囲気でも無かったです。ちゅうわけでこの場所は非公開。
その後、安房トンネルへ向かいますが予想通りの大渋滞。松本方面へ渋滞50Kmだって。うひゃ〜、勘弁してってかんじ? まぁ、予想していたので慌てず騒がず安房トンネル手前の平湯温泉で食事をすることに。しかし、ここでスゲーむかつく店にぶち当たってしまいました。平湯バスターミナルの近くにある、飛騨牛の看板を出した店! おまえみたいな商売してるとそのうちつぶれるぞ!! ほとんど客もいないのに、客を待たせるは不精面さらして不機嫌だわ、客をなんだと思ってる!? 頭にきすぎて店の名前も覚えんかった... ムカムカ!! というわけで、隣の「宝ラーメン」という店に行きましたが対応も良いし、味もなかなか。チャーシューがとってもうまかったですよ。今度から、あんなふざけた店なんぞ無視してまっすぐ「宝ラーメン」へGo! だな。
そうこうしつつ時間をつぶしても相変わらず渋滞は解消せず。安房トンネルで30分も並んで長野県側へ出てみると、釜トンネルの出口から先も光の帯が... 迷わず旧道へ登りなおし、乗鞍スーパー林道にて迂回することに。最初は夜間通行止めにでもなっているのではと、ヒヤヒヤでしたがなんてことはなく通過。あっさりと乗鞍高原へ到着。そのまま乗鞍スーパー林道を南下します。そうこうしているうちに林道の終点についたのですが、ここの料金所に明かりが...(^^;) お金を取られるのかと一旦停止すると、「行け行け」というジェスチャー。さすが長野です。営業終了したので金は取らないらしい。たまたま清算で遅くなっただけみたいですね。岐阜県側の業突く張りな店の親父に比べ、なんていい人なんだ。やっぱ長野だよなぁ... と、OH氏と交わしたのは言うまでもない事実です。
■1999/10/09 白駒池の紅葉

3連休ですなぁ。この季節は紅葉の時期ですから走行会の話も何もなげうって紅葉見物にかけてみました。しかし、台風の影響と冷え込みの遅れが影響してかあまり紅葉が進んでいません。最初は大河原峠の方へ行ってみたり、春日渓谷へ行ってみたりしたんですが、まったくといっていいほど紅葉していなくて、どうしたものかと思いつつ、もしかしてという一途の望みをかけ、R299を経由して麦草峠の山梨側にある白駒池へ行ってみました。白駒池はR299添いの駐車場に車を止めて、徒歩20分ばかりの非常にお手軽なところにあるので非常に好都合な場所。そしたらあなたとりあえず、白駒池周辺のドウダンツツジが綺麗に紅葉していました。ちゅうわけで、なんとか紅葉らしきものを見物して帰ってくることができたのでした。

●追伸
実はほとんど知られていませんが、白駒池の山荘の基礎部分に「ヒカリ苔」ちゅうものがあります。場所は探してみてくれぃ。

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