■2001/03/10 初めてXCでダートを走った
なんだかんだと冬ですからねぇ。XCを買って早々にスタッドレスを履かせ、そのまま冬の長野を走り回っていたわけですが、今日はじめてダートを走ってみました。といってもわざわざその目的で行ったわけではなくて、親父の命日で高尾へ墓参りに行った帰りにちょいとドライブがてら箱根まで行ったんですねぇ。
とうぜん、高尾から箱根となると中央高速でお大臣コースが一番楽なんですが、墓参りが終わってカーナビ情報を見ると既に中央高速は大渋滞...;; これじゃいかんと、そのまま裏道を駆使して厚木へむかい小田原厚木道路へ。この道路はそれなりに空いていたんですが、カーナビ情報は最後の出口のところで渋滞表示。確か手前の小田原西ICで降りたら抜け道があったなぁ。確かタクシーの後を着いていって抜けられた覚えがあるので、カーナビの縮尺を25mにしてゴーゴー! って、はまりました...^^;
なんか、昔はなかった梅の咲き誇った公園に出ちゃいまして、道路が変わっていてもうわやわや。結局曲がりそこねて山奥へ... で、なんとか軌道修正して抜け出そうとしたらダートに出たと言うわけ。一瞬、やべ、戻るしかないか。と、お馬鹿な事を考えましたが「はぁ! この車はクロスカントリーじゃないか! ゴーゴー!」ってな感じでダートへ進入したわけです。もちろん、この瞬間にスタッドレスタイヤを履いていることはすっかり忘れました...^^;
いや〜、驚きました。ダートというか、グラベル? おまけに結構荒れててギャップもそれなりにあったんですが、むちゃくちゃ乗り心地がいいんです。足下はかなり暴れているみたいなんですが、とってもスムースにギャップを超えていきます。すごいなぁ、どういう足回りなんだろうこれ。高速道路では<自粛:スタッドレスの性能限界は”Q”だ! 爆>Km/hでレーンチェンジしても全然暴れないし、ダートやグラベルでもとっても快適な乗り心地。どうやるとこんな足回りになるんだ。正直いって驚きました。すごいぞボルボ! だいぶ見直しました。うんうん。
あ、昼飯を強羅花壇で食べました。といっても当然泊まりで食べたわけじゃないし、こんなの高くてとてもじゃありませんが無理。ちゅうわけで、旧閑院宮別邸で食べられる懐石料理の方。4千円なんでまぁたまにはいいかなって感じの値段ですし、昭和初期と書いてあるけど明治な雰囲気の中で食べるのもなかなかオツなものです。駐車場もなかなか広いしいいとこですね。
ついでに書くと、千世倭樓の、且座のコーヒーとケーキもお勧め。味はともかく雰囲気もいいし、駐車場もでかいから大勢で押しかけても大丈夫。食事の方はねぇ... このまえ大清水で食べたけど、雰囲気はいいんだけどなんかねぇ... パスだな...^^; 去年の暮れに食べたときは美味かったんだけどなぁ...;;
■2001/02/07 輸入車ランキング
事前にこちらを読んでおいてね。
2001年3月号のNAVI誌に「輸入車ランキング 2000−2001」が載っていますね。うれしいことにXCが11位に入っているんですが、徳大寺氏のコメントがなんともかんともって感じですね。(内容に関しては「禁無断複製」なんで書きません) この方、去年の夏ごろに同誌でXCについてコメント書いてますけど、えらい言ってること違うんですけど... 相変わらずなんですね...^^; 本当にちゃんと試乗してるのかな? 他の方のコメントに比べて断言調子でばっさりなのは逆に好感が持てるんですが、書いてあることに信憑性が乏しいとどうもいけません。2,400ccの排気量で、8〜10Km/リットル、条件さえ良ければ12Km/リットル走るターボ車捕まえて、「燃費がよくねぇんだよ」とはこれいかに?(笑) いかに情報だけでお話になっているかがよくわかりますねぇ。だいたい「間違いだらけの...」って、まだ読んでいる人いるんでしょうか? 最初の本は入院中に病院のベッドで書かれたと言う話はあまりにも有名ですからねぇ...
そういえば、ここで新しい名前が出てきましたね。 「スタンバイ4WD」 まさにぴったりなネーミングですねぇ...^^; 私的には、アウディのクアトロに興味大なんですが、その昔アウディを買いに行って「どうせおまえには買えねぇんだ」的なあしらいをヤナセで受けていらい、私にとってアウディは精神的に嫌いな車となっているので駄目なのよね...;; しかしまぁ、去年の夏までは各誌とも「本格的4WD並みに云々!!」って書き立てていたのに、いざ発売が開始になるやどこを見ても批判的なコメントが目に付きますね。不勉強なのは私のせいとしても、雑誌とか見て情報収集するしかなかった私としては、なんか納得いきません。正直言ってだまされたような気がします。まさかとは思いますが、広報車だけフルタイム4WDだったとか言わないだろうなぁ... それじゃあ、その昔、土屋圭一が日産にだまされてGTR買ったときと変わんないです...;;
■2001/02/05 私はなぜXCに厳しいのか?
なんだってまた私はXCに厳しいんでしょうかね。自分でお金を出して買ったというのに、ここまでぼろくそに書くこともなかろうと自分でも思います。まぁ、自分でもよくわかっているんですがどうしても以前所有していた、サファリと比較してしまうのが原因ですね。^^;
ですから、このWebPageで述べているXCの雪道に関する走破性については、どうしても非常に辛辣な書き方をしてしまいます。メーカーが考えるXCへの方向性を理解すれば、サファリのような走破性を要求するのが如何に無意味かということは、XCを購入した本人が一番よく理解しています。よって、最近クロカン系RV車からXCへ乗り換えを考えている方が多いとボルボディーラーの営業さんからも聞いたりしますので、こんなWebPageがあってもいいじゃないかと勝手に思ってます。
なんか、走行距離も6千キロを越えましたし、そろそろこの車がどんなもんなのかはわかってきたつもりです。とにかく、サファリのような悪路走破性を求めるような馬鹿なことを考えなければ、実はすごく良くできた車だと思うようになりました。いや、マジでいいですこの車。だらだら書いてもしょうがないので以下に箇条書きにしておきますのでこれからXCを買おうとしている人は参考にしてください。
<いいとこ>
・やっぱ月並みですけどデザインが落ち着いているというか、
熟成しているというか、外見がいいです。
XCの下部プラスチックがいまいち落ち着かないような気もしますが、
上部のデザインがそれを補っているように感じます。
・高速道路が快適!
なんかもう、踏め〜、もっと早く走れ〜、って感じです。
高速域での安定性とか、レーンチェンジのスムーズさとか言うこと無しです。
オートクルーズで走らないと免許がいくつあっても足りなさそうです...^^;;
・加速時のエンジンフィールがスムース!
ライトプレッシャーターボとの相性が最高です。
高速道路でも非常にスムースな加速を体感できます。
日本車にありがちな、「どっかんターボ」的な加速なんて全然ありません。
簡単に表現すると、紙コップのコーヒーが車内で飲めます...^^;
・燃費がいい!
高速道路で12Km/リットルを記録しています。ん〜、軽自動車並だなぁ...^^;
これならハイオク仕様といわれてもあんまり気になりません。
これもライトプレッシャーターボの相性がいいんでしょうなぁ...
・凍結路、圧雪路が快適! (スタッドレスタイヤ装着時)
驚きです。走行時における凍結路や圧雪路における挙動の安定度が秀逸です。
いつのまにか気を抜いて走ってることが多いです。
運転者に緊張をしいないところがさすがです。
・何気に荷物がたくさん載ります。
サファリ並とはいいませんが、ワゴン車にしては非常に沢山の荷物が載ります。
リアゲートの形状も物を言っていると思いますが意外でした。
・マニュアルモード(ギアトロニクス)が快適!
エンジンブレーキが積極的に使えるので、
べたべたブレーキを踏まなくてすみますから、
坂道を下っているときの車の挙動がとても落ち着きます。
心理的にもブレーキをべたべた踏まないですむのは安心(快適)です。
・さすがにスウェーデンの車
マイナス15℃とかでも全然平気。
長時間のアイドリングも必要ありません。
雪が積もったときでも出っ張りが少ないので雪下ろしが楽だし、
細かいところで雪国を知り尽くしていると感じました。
やはりボルボは雪国で使う車ですね。^^
これで、フルタイム4駆なら言うことないのになぁ...^^;
<いまいち>
・内装がしょぼい
ん〜、布シート選んだ私の問題ですがしょぼいです。
本皮シートを選ぶのが正しい選択でしょう。
でも、私は皮シートはすべるので嫌いなんですよね...
・リアシートの3分割は使いにくい。
アームレストにしようにも、
一回外してひっくり返してでは不便なだけです。
だいたい真中だけ倒して使うことも殆ど無いし、
ここだけは普通のV70と同じにして欲しいところ。
・細かい初期不良が多い
納車直後に細かい不具合が多発します。
ディーラー側もこうなることは理解しているらしく、
誠意をもって対応してくれるので我慢してひとつずつつぶしていきましょう。
注意したいのは重要保守部分にも発生する場合があることですね。
(私は我慢できずにキレましたが...^^;)
・所詮FF...
XCはビスカス4駆で、比率は95:5なんです。
つまり停車状態では殆どFFなんですね...;;
よって深雪や新雪で前輪が空転するとはまります。
フロントやリアのデフロックとか、センターデフロックなんて当然ありません。
これはクロカン系RVから乗り換える人は肝に銘じておきましょう。
また、このような事態に陥った場合は、
前輪が空転するぎりぎりまでじわじわとアクセルを踏み、
空転しそうなところで左足ブレーキをかけつつ、
できるだけエンジンの回転数をキープしながらトラクションをかけましょう。
それでも駄目なら前後に車をもみつつがんばりましょう。
それでも駄目ならスコップで掘りましょう。
それでも駄目なら助けを呼びましょう...^^;
間違ってもサーフとかテラノの後に付いて行かないようにね。
あ、サファリとかランクルの後は絶対に付いて行かないようにね。^^;
ていうコメントは、ここのパクリです...^^;;
■2001/01/27 サファリが懐かしい...
え〜、ちょっと誤解を生じているみたいなので前書します。(2001/02/05)

この日、東京にも20cm程の積雪が記録された大雪の日、立科も同様に大雪にみまわれました。27日中雪が降りつづけ夜半に雪はやみ、きれいな星空となりました。しかし、都合1m程の積雪となったわけで、家の前の道路も雪を捨てる場所がなくなってしまい町の除雪車も入ってこなくなってしまいました。こうなると、ダメダメです。もはやXCごときのビスカス4駆では県道まで出ることもかなわず、管理事務所の私設除雪車が来るまでどこにも行けません。サファリだったら何てこともなくひょろひょろと県道に出てしまえたんですがねぇ...;;
午前9時頃に、管理事務所の除雪車がようやく車一台分の幅を除雪してくれたのでようやく県道へ出れましたが、雪が捨てられない以上、圧雪しかできないわけでXCの腹を擦りながらのかなり厳しい状況。雪が積もる前に来ていた仲間のビートはこんな状態では動きようもないので、早々に放置宣言が出る始末。サファリだったらあっさり牽引して行けたんですがねぇ...;;
ようやく県道にでるも、ようやく車がすれ違える程度の道幅しかなく、FFやFRでスタッドレスの人達が坂道でスタックしまくってて全然進まず。さすがにXCは腐っても4駆なので動けなくなることはありませんでしたが、いつこっちも動けなくなるのではないかとヒヤヒヤでした。サファリだったら私設JAFになれるくらい余裕あったんですがねぇ...;;
仲間はみんなスキーに行きましたが、私は家に戻って除雪開始。とにかく雪を捨てないとガンガン雪が降っているので、ほっておくとあっという間に雪が積もってXCが駐車できなくなります。何しろ、夕飯を食べに近所の定食屋へ行って、昔のサファリの時の調子で雪の積もった駐車場へ乗りいれてあっさりスタックしたくらいですからね。たかが20cm程度の新雪でスタックするとははっきりいって幻滅です。サファリの時には一度も言ったことの無い屈辱的な台詞を吐いてしまいました。「押して!」 むぅ〜、屈辱だ〜! サファリだったらなんにも躊躇せずにいけるんですがねぇ...;;
日曜日、ビート2台のうち1台は何とか帰りたいということで、除雪がきっちり行われている白樺高原国際スキー場の駐車場へ昼間のうちに移動しようと言うことになったんですが、家の前の道路で当然のごとくビートはスタック。XCでレスキューすべくリアに牽引フックを取り付けて、牽引ロープで引っ張りますが、なんと軽自動車1台ごときでXCもスタック。なんとかもみだしで脱出しましたが、むなしく前輪だけがぶいぶい回っている状況は屈辱以外の何物でもない。サファリだったらあっさりごぼう抜きなんですがねぇ...;;
まぁね、確かにここまでの状況っていうのはそうそうあるもんじゃないけどね、いやはやビスカス4駆ってのは駄目ですねぇ... もうこうなるとボルボ(XC)がどうこうという次元じゃないんですがまじで困りました。車の走破性に自信が持てないだけでここまで行動制限がかかるとは以外でしたね。ま、じゃあサファリに戻るのかと言われれば、諸々の事情ってやつで戻れないわけで。はやいとこビスカス4駆に慣れなきゃいかんのですよねぇ...;; はぁ、県道で前走車がスタックしてて渋滞で前に進めないときに、レスキューの為に颯爽と現れたサファリを見て、「うんうん、昔は俺もああだったんだよなぁ...」と感慨無量でした... 号泣(マジ)
■2001/01/22 またクレーム
え〜、ちょっと誤解を生じているみたいなので前書します。(2001/02/05)
ここには書いていませんでしたが、私のXCは毎週ディーラーへ入庫しています。立科へ行って帰ってくると不具合が出る。平日にディーラーでクレームにて直す、立科へ行く。また不具合が出る。平日にディーラーでクレームにて直す、立科へ行く。また不具合が出る。平日にディーラーでクレームにて直す、立科へ行く。また不具合が出る...
うがぁ〜!!!!!
早速クレームでも、納車直後に早速クレームに出した話は書きましたが、その後も実はこうしてちょこまかちょこまかちょこまかちょこまかちょこまかちょこまかちょこまかちょこまかちょこまかちょこまかちょこまかちょこまか うがぁ〜!! ってくらいに家とディーラー間をXCは行き来してます。最初はディーラーの営業氏が引き取りに来てましたが、それだとこちらも待たねばならないので私にも仕事がありますから、出社時にディーラーへ預ける方式に切り替えてます。
まぁ、ボルボに乗っている人達は皆さん口をそろえて「ボルボはそんなもんだよ。それを直していけば良くなるんだよ。それも個性があっていいでしょ?」と言ってくれますが、私には理解できません。新車ですよ? まだ5,000kmしか走ってないんですよ? 日本車でこんなことになったらそれこそ返品ですよ? てな事を書くと、日本車は過剰品質だから当然だなんて答えが返ってきそうですが、過剰品質であれだけ安いんですよ? なんか安いといけないんですか? 安くて過剰品質で結構! 消費者にとって理想の製品じゃないですか!
なんで今回、過激に書いているかというとですね、今度出たクレームがハンドルの異常振動なんです。命にかかわる重要保守部品ですよ! 次は何ですか? 足回りですか? エンジンですか? こんな不安な状態で長距離運転するなんて、とてもじゃありませんが怖くて怖くてどうしようって感じです。ボルボに乗っている人達は平気で直せばいいじゃん。2年もすれば良い車に仕上がるよとさらっと言ってくれますが、あまりに車全体の完成度(品質)が低すぎませんか?
なんでもいいけど、はやいとこ落ち着いて欲しいものです...;;
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